【無断転載禁止】鶏鳴新聞2021年8月15日号　　鶏肉15.5％減、調製品2.7％減、卵は殻付換算で7.5％減　6月輸入

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財務省は2021年6月分の輸入・輸出通関実績をまとめた。

《鶏肉関係輸入》鶏肉輸入は前年同月比15.5％減の4万2812トン。このうちブラジルは24.4％減の3万12トン、タイは24.1％増の1万1456トン、アメリカは15.6％減の1182トン。骨付きももは0.9％減の1164トンを輸入した。

鶏肉調製品は2.7％減の4万476トンで、タイは3.9％減、中国は0.8％減。あひる（あい鴨肉）は57.2％増の534トンを輸入した。

1～6月の輸入累計は鶏肉が前年同期比8.9％増、鶏肉調製品が1.0％減、あひるが25.3％増。

《鶏卵関係輸入》加工卵は凍結全卵と凍結卵黄、全卵粉が増加。

1～6月の輸入累計は凍結全卵が前年同期比0.4％減、凍結卵黄が23.7％増、全卵粉が2.8％増、卵黄粉が5.0％減、卵白粉が5.3％減、マヨネーズが4.2％増、殻付卵が109.6％増、その他の家きん卵が22.4％増。

6月の輸入卵の殻付換算は1万313トン（前年同月比7.5％減）で、1～6月累計では5万3184トン（前年同期比2.6％減）。

6月輸出　鶏肉、調製品ともに減少　殻付卵は1622トンを輸出

《鶏肉・鶏卵関係輸出》鶏肉輸出量は前年同月比20.4％減の638トンで、このうち『もも・むね』が31.7％減の37トン、モミジや手羽などの『その他』が11.4％減の601トン。鶏肉調製品は15.4％減の38トン。

殻付卵は64.6％増の1622トンで、香港向けが69.2％増、シンガポール向けが53.8％減。マヨネーズは127.9％増の1014トンを輸出。

1～6月の輸出累計は鶏肉が前年同期比55.1％減、鶏肉調製品が14.9％増、殻付卵が26.2％増、マヨネーズが51.6％増。加工卵関係は凍結全卵が34.5％減、凍結卵黄が29.3％増、全卵粉が約4倍増。