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【無断転載禁止】鶏鳴新聞2022年6月25日号  卵で地球環境守ろう IEC 世界環境デーに合わせて発信

 国際鶏卵委員会(IEC)は、6月5日の「世界環境デー」に合わせて、「卵で地球環境に配慮を(Taking care of the Earth with eggs)」とのメッセージを発信した。
 卵は、人の体にとって必須のビタミンやミネラル、たんぱく質(アミノ酸)を含む主要な畜産物の中で、環境フットプリント(温室効果ガス排出量など地球環境への負荷)が最も少なく、一部の植物性食品にも匹敵することや、たんぱく質1グラムを生産するために使う水の使用量はナッツ類の4分の1以下で済んでいること、世界の鶏卵生産者は常に、資源をより有効活用でき、地球環境に負荷をかけない生産方法を模索していることなどを紹介。
 オーストラリアでは大手12社のうち10社が太陽光発電を導入していることや、カナダでは正味排出量ゼロの鶏舎が稼働していることにも触れている。
 IECが2018年に「持続可能な鶏卵生産のための国際イニシアチブ」を発表し、国連と協力しながらSDGsの達成に向けて取り組んでいることも説明。鶏卵産業は目標2「飢餓をゼロに」、3「すべての人に健康と福祉を」、4「質の高い教育をみんなに」、8「働きがいも経済成長も」、12「つくる責任、つかう責任」、13「気候変動に具体的な対策を」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」の各項目について、慈善活動や栄養の啓発活動、農村地域の雇用創出、環境負荷の低減、国際機関との連携などを通じて、既に具体的な貢献をしていることなどを、正確に知ってほしいとPRしている。

鶏鳴新聞

鶏鳴新聞
2022年6月27日

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