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【無断転載禁止】鶏鳴新聞2022年12月5日号   「たまご白書2022」②

好きな卵料理1位は4年連続「目玉焼き」

 キユーピー㈱(本社・東京都渋谷区)が11月5日の『いいたまごの日』に合わせて公表した「たまご白書2022」のうち、「卵を使った料理・スイーツの購入・喫食実態」の概要は次の通り。

卵を使った料理の購入・喫食実態

 卵料理の平均喫食回数は週に3.6回で、最も多いのは男女とも60代。
 好きな卵料理は「目玉焼き(70.5%)」が最も多く、4年連続で1位となった。以下「ゆで卵(64.1%)」「炒飯(63.6%)」「オムライス(63.6%)」「親子丼(57.8%)」「卵かけごはん(57.8%)」が続いた。
 よく食べる卵料理の上位も「目玉焼き(56.2%)」「ゆで卵(50.6%)」「炒飯(41.0%)」「卵かけごはん(38.2%)」「オムライス(34.9%)」と、好きな卵料理と似た顔ぶれで、いずれの料理も前年から横ばい。
 1年以内に作った卵料理は「目玉焼き(55.9%)」が最も高く、次いで「ゆで卵(52.8%)」。一方「炒飯」「オムレツ」など、複数の料理で前年より低下し、中食・外食の拡大が示唆された。
 卵料理を作る際に参考にするものは「レシピ検索アプリ/サイト(41.9%)」が突出し、次いで「料理動画アプリ/サイト(23.9%)」。卵料理について「参考にしているものはない(32.5%)」との回答が料理全般に比べて多く、いずれの媒体でも参考率に差がみられる。
 卵料理の購入場所については、どの料理も「家で作る」割合が多いが、「スクランブルエッグ」「丼もの」「かに玉」が前年より低下。その他の料理も全体的に低下傾向で、中食・外食が拡大している可能性が示唆された。
 目玉焼きを食べるときに使う調味料は「醤油(59.3%)」が突出し、次いで「塩(29.5%)」。よく一緒に食べる食材は「ごはん(63.5%)」が最も多く、次いで「パン(44.5%)」で、いずれも前年から横ばいとなった。女性は「塩」「パン」「野菜」、男性は「醤油」「ごはん」の割合が相対的に高い。
 ゆで卵を食べるときに使う調味料は「塩(64.3%)」が突出し、次いで「マヨネーズ(30.5%)」となったが、「塩」は前年から低下した。食材の中では「パン(37.3%)」が最も多く、次いで「ごはん(25.0%)」「野菜(22.4%)」で、男性は「ごはん」「麺類」、女性は「マヨネーズ」「パン」「野菜」の割合が相対的に高い。
 温泉卵を食べるときに使う調味料は「醤油(35.3%)」「たれ(28.5%)」が上位で、前年と比べると「醤油」が上昇。食材の中では「ごはん(53.1%)」が突出して高い。温泉卵では「ごはん」にも「パン」にも性差はみられなかった。
 オムライスで好きな卵の状態は「卵が完全には固まっていないが、固まっている部分の方が多い(55.7%)」が突出。女性は男性に比べて「卵が完全には固まっていないが、固まっている部分の方が多い」の割合が高い。親子丼で好きな卵の状態は「卵が完全には固まっていないが、固まっている部分の方が多い(48.6%)」が多く、僅差で「卵が完全には固まっておらず、固まっていない部分の方が多い(44.1%)」が続く。男性は「卵が完全には固まっておらず、固まっていない部分の方が多い」の割合が最も高く、女性は「卵が完全には固まっていないが、固まっている部分の方が多い」が最も高い。
  卵サンドで好きな卵の状態は「卵が完全に固まっている(58.2%)」が突出。女性は男性に比べ「卵が完全に固まっている」の割合が高い。
 好きなカルボナーラのトッピングは「卵のトッピングがないもの(38.0%)」が最も多く、僅差で「パスタの上に温泉卵がのっているもの(35.8%)」が続く。ただし「トッピングあり・計」が62.0%であることから、過半数は何かしらのトッピングされているカルボナーラを好む様子。男女ともに若年層ほど「トッピングあり・計」の割合が高い。
 好きなスイーツは「プリン(60.4%)」「シュークリーム(58.3%)」「チーズケーキ(57.6%)」が前年と同様に上位。前年と比べると「プリン」「シュークリーム」「バウムクーヘン」「パンケーキ・ホットケーキ」が低下した一方で、「フィナンシェ」「マカロン」「台湾カステラ」は上昇した。
 1年以内に作ったスイーツは例年と同様に「パンケーキ・ホットケーキ(21.3%)」が最も多く、次いで「フレンチトースト(16.2%)」。(次号へ続く)

鶏鳴新聞

鶏鳴新聞
2022年12月19日

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